狂音型のイマジンインパクトでは、「連携で幸運を補い、装備のステータスを会心・万能へ回す構成」と、「装備で幸運を確保し、リビルドで幸運の一撃を強化する構成」を選べます。
例えば、会心を23%から28%、万能を28%から33%へ増やせるなら、今回の計算条件では連携が約1%有利です。幸運の一撃自体は弱くなりますが、その他の攻撃が伸びることで、総ダメージはわずかに上回ります。
この記事では、ダメージログの割合を使って、その差を計算します。倍率などに仮定を置いた試算であり、両構成を同条件で測って1%差を確認した実測比較ではありません。
結論|今回の構成では連携が約1%有利
| 比較する項目 | リビルド構成 | 連携構成 |
|---|---|---|
| 会心率 | 23% | 28% |
| 万能 | 28% | 33% |
| 戦闘中の幸運率 | 同じ値に調整 | 連携の補正込みで同じ値に調整 |
| 幸運の一撃倍率 計算上の仮定 | 175% | 165% |
| 総ダメージの比較 | 100 | 約101.02 |
連携は近くのパーティメンバーに応じて幸運確率を最大3ポイント補うため、その分だけ装備の幸運を減らし、会心や万能へ振り替えられます。今回は、この調整で会心と万能をそれぞれ5ポイント増やせる構成を想定しています。
両構成で戦闘中の幸運率をそろえるので、幸運の一撃の発生頻度やイマジンインパクトの回転率は基本的に同じです。比較するのは、会心・万能を増やす効果と、幸運の一撃倍率を上げる効果になります。
連携が上回る理由をダメージの内訳で見る
今回のログでは、幸運の一撃が44.5%、イマジンインパクトが9.4%を占めています。残りの攻撃は46.1%です。この割合をリビルド構成側の内訳として計算すると、連携へ変更した後は次のようになります。
| 攻撃の区分 | リビルド | 連携へ変更後 |
|---|---|---|
| 幸運の一撃 | 44.50 | 43.58 |
| イマジンインパクト | 9.40 | 9.55 |
| その他の攻撃 | 46.10 | 47.88 |
| 合計 | 100.00 | 101.02 |
表はリビルドの総ダメージを100とした比較です。変更後の構成比を表すものではありません。合計は、表示する前の丸めていない値で算出しています。
幸運の一撃は約0.92減りますが、その他の攻撃とイマジンインパクトが合わせて約1.93増えます。差し引きすると、連携の総ダメージが約1.02%上回ります。
計算に使う数値と前提
| 数値・条件 | 今回の扱い |
|---|---|
| 幸運の一撃44.5% インパクト9.4% | DPSチェッカーのログから確認。残り46.1%は差し引きで算出 |
| ログを取得した構成 | 計算ではリビルド側の割合として扱う |
| 幸運の一撃倍率 | リビルド175%・連携165%と仮定。 |
| 会心ダメージ | 通常の1.5倍、つまり追加ダメージ+50%と仮定 |
| 会心が発生する攻撃 | イマジンインパクトを除いた90.6%に会心が乗ると仮定 |
| それ以外の条件 | 攻撃力・ファスト・イマジン・スキル回し・攻撃回数などは同じ |
イマジンインパクトには会心が発生しないため、会心アップの効果を掛けず、万能の上昇だけを反映します。リビルドの幸運の一撃倍率上昇も、この攻撃へ直接は掛けません。
以下の式では、23%を0.23のように小数で表します。途中の倍率は見やすく丸めていますが、最終結果は丸める前の値で計算しています。
計算①|会心と万能を増やす効果
会心23%→28%:会心が発生する攻撃の平均ダメージが約2.24%上がります。会心時の追加ダメージを50%として計算すると、次のとおりです。
会心の平均倍率 = 1 + 会心率 × 0.50
会心23%:1 + 0.23 × 0.50 = 1.115
会心28%:1 + 0.28 × 0.50 = 1.140
上昇倍率 = 1.140 ÷ 1.115
≒ 1.02242倍(約+2.24%)
万能28%→33%:ダメージが約1.59%上がります。万能によるダメージ補正は「1+万能×0.35」で求めます。
万能28%:1 + 0.28 × 0.35 = 1.0980
万能33%:1 + 0.33 × 0.35 = 1.1155
上昇倍率 = 1.1155 ÷ 1.0980
≒ 1.01594倍(約+1.59%)
会心が発生する攻撃には、この2つを掛け合わせます。会心・万能だけなら約3.87%の上昇です。ただし、イマジンインパクトに乗るのは万能分の約1.59%だけです。
会心と万能を合わせた倍率 =(1.140 ÷ 1.115)×(1.1155 ÷ 1.0980) ≒ 1.03872倍(約+3.87%)
計算②|リビルドを外すと幸運の一撃は弱くなる
リビルドの効果は、幸運の一撃の倍率を10ポイント上げるものです。今回は165%→175%として計算します。総ダメージが10%増える効果ではありません。
リビルド構成から連携構成へ変えると、この倍率が175%から165%へ下がります。
幸運の一撃倍率の変化 = 165 ÷ 175 ≒ 0.94286倍(約-5.71%)
幸運の一撃には会心・万能の上昇も乗るため、それらを合わせて計算します。
幸運の一撃の最終的な変化 =(165 ÷ 175) ×(1.140 ÷ 1.115) ×(1.1155 ÷ 1.0980) ≒ 0.97936倍(約-2.06%)
幸運の一撃だけならリビルド構成が上です。連携が有利かどうかは、この減少分を他の攻撃の伸びで補えるかによって決まります。
計算③|3つのダメージを足して比較する
ここまでの倍率を、リビルド側の内訳に掛けます。幸運の一撃には3つの補正、イマジンインパクトには万能だけ、その他の攻撃には会心と万能を反映します。
会心の補正 C = 1.140 ÷ 1.115 万能の補正 V = 1.1155 ÷ 1.0980 幸運倍率の補正 R = 165 ÷ 175 幸運の一撃 44.5 × R × C × V ≒ 43.5816 イマジンインパクト 9.4 × V ≒ 9.5498 その他の攻撃 46.1 × C × V ≒ 47.8849 合計 43.5816 + 9.5498 + 47.8849 ≒ 101.0163 総ダメージの差 (101.0163 ÷ 100 - 1)× 100 ≒ +1.02%
リビルドで総ダメージ10億を出せる条件なら、連携では約10億1,016万に相当します。大幅な差ではありませんが、同じ幸運率を維持できれば、今回の装備配分では連携がわずかに有利という結果です。
リビルドが逆転するのはどんな場合?
幸運の一撃が総ダメージに占める割合が大きくなるほど、リビルドが有利になります。インパクトを9.4%に固定し、幸運の一撃とその他の攻撃の割合だけを変えると、結果は以下のように動きます。倍率や装備差は、ここまでと同じです。
| リビルド側の 幸運の一撃の割合 | 連携の火力 リビルド=100 | 比較結果 |
|---|---|---|
| 44.5%(今回) | 101.02 | 連携が約1.02%上 |
| 50% | 100.69 | 連携が約0.69%上 |
| 約61.6% | 約100.00 | ほぼ同じ |
| 65% | 99.80 | 連携が約0.20%下 |
この条件では約61.6%が境目ですが、全員共通の目安ではありません。会心・万能を増やせる量、幸運の一撃倍率、会心ダメージ、会心しない攻撃の割合が変われば、境目も変わります。
実戦で選ぶときは幸運率の維持も確認する
今回のように会心と万能をそれぞれ5ポイント増やせるなら、まず連携を候補にできます。一方、装備の都合であまり振り替えられない場合や、味方と離れる時間が長く連携の幸運補正が減る場合は、リビルドも有力です。
約1%の差は、会心の偏りや攻撃できる時間によって見えにくくなります。同じ敵・時間・バフ条件で複数回測り、平均ダメージと連携の維持しやすさを合わせて判断するとよいでしょう。
補足:今回のログが連携構成側のものだった場合は、逆方向に補正する必要があります。同じ仮定で計算すると連携が約0.94%上となり、今回の例では「約1%差」という判断は変わりません。正確な比較には、ログ取得時の構成と戦闘中の倍率を確認してください。
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計算に用いた仕様:ダメージ計算式/S3潜在心相晶の効果/イマジンインパクトの会心仕様。構成比較の数値は、これらの仕様と今回のログ割合を使った試算です。



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